ジョン・カーペンターの名作「ハロウィン」。ロブ・ゾンビによるリメイク版「ハロウィン」がアメリカから1年遅れて公開となりました。
超面白かった。
オリジナルでは描かなかったマイケルの少年時代に始まり、いかにして「ブギーマン」へとなったのかが丁寧(すぎるほど)語られ、この手の映画には珍しく割とシリアスな内容となってました。
とは言え、スラッシャー映画には欠かせない、「殺人」「エロ」「お笑いor秀逸な音楽」の三大要素は惜しみなく盛り込まれており、元祖スラッシャー映画の面目は保っています。(いや、元祖は「悪魔のいけにえ」か?)
特に今回は3人のおっぱいが拝めますので、スラッシャー映画好きには大変満足できるでしょう。
内容も少年マイケル編で軽いジャブを打ち、青年マイケル編でラッシュってな感じ。青年マイケル編もオリジナルを上手くトレースしており、演出からカット割まで類似する点が多々あり。
リメイク版の際立った要素としてローリーとマイケルの関係性をより明確にしているということ。(というかオリジナル2作目の設定を持ってきた?)この設定がよりドラマ性を引き立てているとも言える。
が、なぜ成長したローリーが自分の妹だと分かったのか若干疑問が残りつつも、まぁこの手の映画にそこまで求めるのも酷だよなという気もするので華麗にスルー。
スラッシャー映画好きとしての不満点と言えば、ブギーマンによる殺人があっさりというか淡々としているところ。
殺しの美学というか「ただ殺すだけ」に終始しており、美しい(笑える)殺人が見れないのでその点はマイナス。
ま、そのあたりはジェイソンやフレディやチャッキーに任せておけということですかね。
ラストの幕引きも満足。
あのプッツリ感がたまらない。それでいてかなり切ない終わり方。
ロブ・ゾンビはマイケルを「狂気の殺人者」ではなく深い闇に捕らわれた悲しい男として描きたかったのでしょう。その点が他のシリアスキラーと違うとも言えるかも。
